巨人パーラが2冠、燕坂口は打率6割、2投手が開幕アーチ 開幕カード投打5傑【セ編】

巨人のヘラルド・パーラ(左)とヤクルト・坂口智隆【写真:荒川祐史】

巨人新助っ人パーラが本塁打、打点の2冠

待ちに待ったプロ野球は19日に開幕を迎えた。巨人は開幕3連勝、阪神は12球団で唯一白星なし、パ・リーグはビジター球団が勝ち越しとなった。ここでは開幕3試合での投打の成績を見ていく。まずはセ・リーグから。

○打率
1 坂口智隆(ヤ).600
2 パーラ(巨).556
3 岡本和真(巨).500
3 木下拓哉(中).500
5 高橋周平(中).462

打率部門では昨季の怪我から復活をかけるヤクルト坂口が.600でトップ。3試合すべて1番で先発出場し、13打席立ち、凡退したのは4回だけ。出塁率も.692で12球団トップだ。2位には巨人の新助っ人パーラがランクイン、しっかりと結果を残した。

○本塁打
1 パーラ(巨)2
1 鈴木誠也(広)2
1 山田哲人(ヤ)2
4 大瀬良大地(広)1
4 西勇輝(神)1
他1本13人

開幕戦では史上初となる投手による2本の本塁打が飛び出した。巨人の新助っ人パーラは打率でも上位。オープン戦、練習試合でも本塁打は生まれなかったが、開幕3試合で2本塁打を放っている。広島の鈴木誠、ヤクルトの山田哲も開幕カードから2本のアーチを放った。

○打点
1 パーラ(巨)6
2 鈴木誠也(広)5
3 岡本和真(巨)4
3 京田陽太(中)4
3 山田哲人(ヤ)4

○盗塁
1 高橋周平(中)1
1 坂本勇人(巨)1
1 エスコバー(ヤ)1
1 山田哲人(ヤ)1
1 メヒア(広)1
1 糸原健斗(神)1
1 近本光司(神)1
1 湯浅大(巨)1

○安打数
1 坂口智隆(ヤ)6
1 高橋周平(中)6
3 5安打9人

○OPS
1 パーラ(巨)1.889
2 鈴木誠也(広)1.720
3 岡本和真(巨)1.483
4 宮崎敏郎(De)1.364
5 坂口友隆(ヤ)1.292

打点、本塁打で巨人のパーラは2冠と好調。規定打席未満ではあるが、投手ながら開幕戦で大活躍した西のOPSは脅威の4.000。大瀬良も2.333となっている。

ルーキー森下、2年目梅津が先発で好投、中日岡田が12球団唯一の2セーブ

○勝利数
1 梅津晃大(中)1
1 パットン(De)1
1 福敬登(中)1
1 中崎翔太(広)1
1 大瀬良大地(広)1
1 サンチェス(巨)1
1 田口麗斗(巨)1
1 菅野智之(巨)1
1 小川泰弘(ヤ)1

○セーブ
1 岡田俊哉(中)2
2 デラロサ(巨)1

○防御率
1 梅津晃大(中)0.00
1 森下暢仁(広)0.00
3 大瀬良大地(広)1.00
4 西勇輝(神)1.50
4 平良拳太郎(De)1.50
4 ピープルズ(De)1.50

○奪三振
1 森下暢仁(広)8
1 菅野智之(巨)8
3 ピープルズ(De)7
4 小川泰弘(ヤ)6
5 5個5人

○奪三振率
1 ピープルズ(De)10.50
2 森下暢仁(広)10.29
2 菅野智之(巨)10.29
4 小川泰弘(ヤ)9.00
4 今永昇太(De)9.00
4 床田寛樹(広)9.00
4 ガルシア(神)9.00

○WHIP
1 大瀬良大地(広)0.56
2 山田大樹(ヤ)0.71
3 梅津晃大(中)0.86
3 森下暢仁(広)0.86
3 菅野智之(巨)0.86

投手陣では広島の大瀬良が開幕戦で9回1失点の完投、ドラフト1位ルーキー森下も白星こそつかなかったが21日のDeNA戦で7回4安打無失点、中日の梅津は21日のヤクルト戦で7回3安打無失点と好投を見せた。(Full-Count編集部)

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