新型コロナウイルスの影響で家庭の収入やアルバイトが減り、学業を続けるのが難しい学生を支援するため、三重県は22日、奨学金を受けている学生に1万円分の食事券を配布すると発表しました。
全国で初めての取り組みです。
配布されるのは三重県内の飲食店327店舗で使える500円分の食事券20枚で、県内の大学や短大、高専などに通う学生のうち、奨学金を受給している人と大学などが独自に支援している留学生のあわせて約8000人が対象です。
学生への食事券の配布は全国の都道府県で初めてで、三重県では学生の生活を支えるほか、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減った県内飲食店の支援にもつなげたいとしています。
食事券の申請は、23日から受け付けています。