週2回無償のお弁当 子育て世帯に障がい者が協力

新型コロナウイルスにより経済的な影響を受けている家庭を支援しようと、三重県明和町で子どもがいる世帯にお弁当を無償で提供する取り組みが行われています。

今月から始まったこの支援は、明和町社会福祉協議会と町内で子どもの居場所づくりの活動をしている「つどい子ども食堂」が連携して行っています。

新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な影響を受けている18歳未満の子どもを持つ町内の世帯を対象に、週に2回、夕食用のお弁当を無償で提供し、現在8世帯が利用しています。

町民から譲り受けたお米や野菜など、地元の食材が詰まったお弁当です。

お弁当作りには、近隣のボランティアスタッフに加え、障がい者の就労支援などを行う施設の利用者も携わり、体や精神などに障がいがある人たちの活躍の場にもなっています。

お弁当の無償提供は7月も行われる予定で、希望する世帯は明和町社会福祉協議会に相談してほしいとしています。

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