留学生を米で支援  臨時休業で収入半減の学生も

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて生活に困っている留学生を支援しようと、三重県にある四日市日本語学校が22日、学生たちに米を贈りました。

留学生を代表してネパール人のバザガイ・ミランさんが、四日市日本語学校の石原正敬学校長から米を受け取りました。

四日市日本語学校は1990年に設立され、これまでにアジアや南米などからの留学生約2000人が日本語を学んでいます。

学生の多くは学費や生活費をアルバイトでまかなっていますが、新型コロナウイルスの影響でアルバイト先が臨時休業したことなどから、収入が半分以下になったという学生もいます。

これを受けて学校では、学生たちの生活を支えようと菰野町の農園から約1トンのコシヒカリを購入しました。

学校には現在96人が在籍していて、一人あたり10キロの米が配られます。

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