フォーユー、浦安の分譲地で丸太による液状化対策

フォーユー(東京都新宿区)は6月23日、千葉県浦安市における同社による分譲住宅開発の「(仮称)フォーユー新浦安」(30区画)において液状化対策として「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法(LP-LiC工法)」による地盤改良工事を行うと発表した。炭素固定化による環境負荷の削減も図る。

同分譲地の開発面積は3637.97m2。2011年の東日本大震災で液状化の被害が出たエリアに隣接している。親会社の飛島建設(東京都港区)と協力して行う。地面に丸太を打設し、その上に被覆土と充填剤である砕石を被せる。打設する丸太は2871本で、炭素貯蔵量はCO2換算で245t。1世帯当たりの年間CO2排出量のおよそ70年分に相当する。

液状化対策の原理

© 株式会社新建新聞社