小田急線トンネルで男性ひかれ死亡 一時運転見合わせ 

小田急線

 23日午前11時55分ごろ、小田急線渋沢-新松田間の第一菖蒲トンネル(秦野市千村、約450メートル)内で、同市に住む無職男性(21)が新宿発小田原行きの快速急行にひかれ、間もなく死亡した。秦野署が事故原因を調べている。

 署によると、電車の運転士が新松田側から約50メートルのトンネル内で、線路上に横たわっていた男性を発見し、ブレーキをかけたが間に合わなかった。男性がトンネルに立ち入った経緯は不明という。

 小田急電鉄によると、同線は秦野─新松田間で上下線45本が運行を見合わせ、約7200人に影響した。

© 株式会社神奈川新聞社