【MLB】KBOハンファがブランドン・バーンズを獲得へ

　KBOのハンファ・イーグルスが、メジャー通算484試合出場のブランドン・バーンズと契約合意に至ったと現地メディアが報じている。バーンズの年俸は、インセンティブを含めれば最大20万ドル（約2143万円）に達する。

　34歳のバーンズは2005年のドラフト6巡目でヒューストン・アストロズに入団。2012年にメジャーデビューをすると、2013年はレギュラーに定着し、136試合で打率.240、8本塁打、11盗塁という成績を残した。

　2014年、2015年もそれぞれ132試合、106試合と一定数試合に出場していたが、2016年は48試合に減少、以降の3年間では2018年に19試合に出場したのみと、近年はメジャーで出場機会を得られていない。

　通算成績は打率.242、出塁率.290、三振率28.1%と打撃でメジャーに適応することはできなかったが、3Aでは通算597試合で打率.264、出塁率.324、79本塁打、83盗塁と上々の成績を残している。

　またメジャー通算DRS+13と、外野3ポジション全てを平均以上の水準で守ることのできる守備力も備えており、KBOではオールラウンドな活躍が期待できるかもしれない。

　これに対応する動きとして、ハンファはジャレッド・ホイングをウェーバー公示している。31歳のホイングは、渡韓1年目の2018年に打率.306、30本塁打、110打点と3割30本100打点をクリアしたが、今年は規定打席到達者の中では最下位の打率.194と不振に陥っていた。