沖縄戦終結75年、不戦誓う 平和願う心、被爆地と共有

沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で命を落とした20万人超を悼む「慰霊の日」を迎えた。75年前のこの日、旧日本軍が組織的戦闘を終えたとされる。最後の激戦地、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で、県などが主催する沖縄全戦没者追悼式が営まれた。玉城(たまき)デニー知事は平和宣言で、人類史上他に類を見ない惨禍を経験した被爆地の広島、長崎と「平和を願う心を共有する」と訴え、不戦を誓った。

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