山田ヒロヒトの「感じ」させて「時合を作る」エギ7選【使い分けで楽しむエギング】

エギングに限らず、釣りはターゲットを『釣る』のが目的。だから釣れなければ意味がない…とまではいかなくても、釣ること『だけ』にこだわりすぎていませんか?「どうやって釣るかを追及するのも、釣りの面白さです!」と、ヤマラッピからの大提案!! システマチックに3段階でエギを使い分ける釣りを紹介します。今回は2段階目の「感じさせる」エギです!

【Profile】
山田ヒロヒト(やまだ・ひろひと)
バックドリフト釣法やノーテンションソフトフォールなど、最先端で画期的なテクニックを駆使してエギングの高みを追求し続ける、数少ないフルタイムプロエギンガー。『ヤマラッピ』の愛称でおなじみ。

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感じさせる…とは!?

特に『感じさせるアピール』が効きやすいわかりやすい例が、視覚に訴えにくいナイトエギング。ラトル音や波動を積極的に活かした探り方をすれば、夜行性の習性も相まって想像以上の集魚効果を発揮。喰わせへと大きく前進できるとのことです。
また、エギでは少ないですが、水押しも感じさせる大きな要因になっているそうです。

感じさせるエギ1:エメラルダス ステイ

ポイント:ダート系エギには無い大きな波動

エメラルダス ステイ

エメラルダス ステイRV

エメラルダス ステイ タイプS

エメラルダス ステイ タイプS RV

山田「このエギの最大の特徴でもある『スタビライザー』の効果を前面に押し出したアピール方法で、水を大きく押すことで通常の大分型エギにはない波動を発生してアピールできる。ヘタすれば視覚的アピールより効果があるかもしれないね」

感じさせるエギ2:エメラルダス ラトル

ポイント:ガラス素材のシャラシャラ音

エメラルダス ラトル

エメラルダス ラトル タイプR

エメラルダス ラトル タイプS

山田「もはや老舗エギのレベルにあるロングセラーモデルだけれど、やっぱりラトル音による集魚効果はかなり大きい。6個のガラスラトルが奏でるシャラシャラ音は広範囲に拡散しやすく、たくさんのイカに感じさせることができる」

視覚ではない部分に訴えかけるから『感じさせる』

見せるに通じる部分はあるものの、視覚に訴えかけるわけではないので、あえて『感じる』と表現。例えばラトル音をイカが振動として感じ取りエギを追えば、それはニュートラルな状態から『スイッチが入った状態』にシフトさせられているため、その後の喰わせるまでの展開に期待が持てるという。

また、エメラルダスステイにしかない『スタビライザー』であれば、シャクると大きく水を掻くことで波動を発生。この波動がラトル音同様にイカへと伝わり、やはりスイッチを入れてくれるわけだ。さらにダート系エギとは異なる『ライブリーロール』アクションが、それまではマッタリとしていたポイントの活性を上げてくれるような効果もあり、エギンガーが『自分で時合を作りに行けるエギ』として使うことも可能。
ゲームに手詰まりを感じた時には、流れを変えるという意味で投入するのもアリかも!!?

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