藤井聡太七段が二つ目のタイトル挑戦 将棋・王位戦挑戦者決定戦で永瀬二冠破る

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 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が23日、東京・将棋会館で第61期王位戦(神戸新聞社主催)の挑戦者決定戦に臨み、午後7時52分、123手で永瀬拓矢二冠(27)=叡王、王座=を破り、木村一基王位(47)との7番勝負出場を決めた。藤井七段にとっては、現在進行中の第91期棋聖戦5番勝負に続く二つ目のタイトル挑戦となる。

 17歳11カ月での王位挑戦は、佐藤康光九段(50)が1990年に記録した20歳9カ月を大幅に下回る最年少記録。7番勝負第1局は7月1、2日、愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で行われる。

 藤井七段は愛知県瀬戸市出身、杉本昌隆八段門下。2016年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入りすると、デビュー戦から公式戦29連勝の新記録を樹立し、その後も毎年度勝率が8割を超える活躍を続けてきた。

 今期王位戦では挑戦者決定リーグで羽生善治九段(49)ら強豪を次々破って挑戦者決定戦へ進出した。

 木村王位は昨年、史上最年長の46歳3カ月で初タイトルを獲得したことで社会的に話題となった。(溝田幸弘)