チューナーブランドホイールを彷彿とさせる低価格&高品質な「ジェイテック S6 ブラックエディション」|トライアルファ【Vol.9】

トライアルファが展開するスポーツラインホイール「ジェイテック」

ジェイテックブランドのファーストモデル「S6」

2016年設立の新興ホイールメーカーでありながら、早くもドレスアップファンから厚い支持を獲得しているトライアルファ。有名ブランドホイールと同質の素材を用い、同じ工場で製造されるプロダクツの数々は、ずば抜けてコストパフォーマンスが高いと話題を集めている。

そんなトライアルファの魅力に迫るべくスタートしたのが当連載企画だ。これまで2回に渡り、トライアルファが展開する「Leowing(レオウイング)」ブランドの新作ホイールを紹介してきた。

Vol.3となる今回は、2018年に発表された「J-TECH(ジェイテック)」ブランドに注目。シンプルかつスポーティなワンピース鋳造ホイールの「ジェイテック S6ブラックエディション」について深掘りしていこう。

チューナーブランドホイールを彷彿とさせるジェイテック S6 ブラックエディション

スッキリとした6本スポークとリムに入れられたレッドラインがスポーティなイメージを演出する

「ジェイテック S6」は「コストと性能の両立」をコンセプトに設立されたジェイテックブランドのファーストモデルだ。現在、ブロンズとガンメタという2つのカラーで展開をしている。

今回追加された「ジェイテック S6 ブラックエディション」は、同モデルの新色となる。

ディスクに、高剛性と軽量化の両立を可能にするオーソドックスな極太の6本スポークを採用。フラットブラックをベースカラーにしたジェイテック S6 ブラックエディションは、リムにレッドラインが入る。極太の6本スポークとフラットブラック×レッドラインが醸し出すスポーティな佇まいを見て、国産車チューナーブランドのホイールを思い起こした人も多いことだろう。

軽量&高剛性で走りにもカスタムにも効くジェイテック S6 ブラックエディション

高いクオリティでありながら価格をグッと抑えたジェイテック S6 ブラックエディション

ジェイテック S6 ブラックエディションのスペックを見て驚かされるのが、確かな品質を確保しながらリーズナブルな価格設定を実現していることだ。14×4.5Jは1万8500円。もっとも高価な16×6Jでも2万6000円だ。「コストと性能の両立」が単なる旗印ではない、れっきとしたブランドコンセプトであることをお分かりいただけるはずだ。

それら軽量&高剛性とリーズナブルな価格設定は相反する要素のようにも思えるが、実はコスト削減という点で結び付いている。シンプルな極太6本スポークデザインを採用しているので、製造コストを大幅に抑えることができる。その結果、ジェイテック S6 ブラックエディションはリーズナブルな価格設定を実現できたのだ。

ライズやヤリス、ノートなどのコンパクトカーや軽カーにジャストフィットする

人気のトヨタ ライズにジェイテック S6 ブラックエディションを装着。足元が精悍なイメージに変身

ジェイテック S6 ブラックエディションは、14×4.5J+45、15×4.5J+45、15×5.5J+43、16×6J+40をラインナップする。HOLE/P.C.D.はすべて4/100。ライズやヤリス、ノートなどのコンパクトカーや軽カーに適合する設定だ。

ジェイテック S6 ブラックエディションをノートにマッチング。レッドラインがアクセントとなっている

なかでもおすすめなのが、国産車チューナーブランドをイメージしたスタイルへのマッチングだ。リムにレッドラインが入ったフラットブラックのジェイテック S6 ブラックエディションは、装着するだけで国産車チューナーブランドのコンプリートカーのような雰囲気を醸し出してくれる。グリルやエアロなどにレッドラインを加えた車両に合わせると、よりスポーツテイストを高めることができるはずだ。

軽量なのでハンドリング性能や燃費の向上も期待できる

スペーシアカスタムにジェイテック S6 ブラックエディションを装着。軽自動車とのマッチングもいい

ジェイテックS6ブラックエディションが国産チューナーブランドをイメージしたスタイルにおすすめな理由はもうひとつある。同モデルはその見た目通り、高剛性と軽量化の両立を実現しているからだ。

純正ホイールよりもはるかに軽量で剛性の高いジェイテック S6 ブラックエディションを装着すると、ハンドリング性能や燃費効率の向上が期待できる。総車両重量の軽減にもつながり、ドライビング性能も上がる。国産チューナーブランドのコンプリートカーのようなアクティブな走りに近づけることができるのだ。

価格以上の満足度が得られるジェイテック S6 ブラックエディション

細部までデザインされたセンターキャップ, エッジにレッドラインが入りファッション性もアップ
細部までデザインされたセンターキャップ, エッジにレッドラインが入りファッション性もアップ

フラットブラックにレッドラインが入ったスポーティなルックスや軽量&高剛性など、さまざまなメリットを兼ね備えたジェイテック S6ブラックエディション。ジェイテックはトライアルファが展開するブランドの中でマイナーな存在ともいえるが、コストパフォーマンスの高さは看板ブランドのレオウイングに通じるものがある。

コンパクトカーをシンプルなスポーツ路線にコストを抑えて仕上げたいのなら、ジェイテック S6 ブラックエディションは要チェックだ。

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