トーナメント方式に変更 栃木県高校野球 独自公式戦 8強まで、保護者観戦も可能に

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 県高校野球連盟(県高野連)は24日、宇都宮市瓦谷町の県総合教育センターで臨時理事会を開き、7月に開催する本県独自の公式戦「2020年栃木県高校野球交流試合」について、原則1チーム1試合としていた開催方式を8強まで決めるトーナメントへ変更すると決めた。日程は7月18日~8月2日の計8日間のままだが、9イニング制を7イニング制に変更。保護者の観戦は人数を制限して認めた。組み合わせ抽選会は7月7日に宇都宮工業高で行う予定。

 この日は県高野連加盟校による部長会も開かれ、公式戦の開催方式を改めて協議。トーナメントでの実施を望む意見が多く上がったことから、臨時理事会で開催方式の変更を決めた。藤田光明(ふじたみつあき)理事長は「トーナメントを望む3年生や現場の声が多かったということ」と説明。一方で優勝チームを決めない形としたことについては「8日間で全て予定通り試合ができたとしても8強まで。雨が降った場合はそこまで至らない可能性もある」とした。

 球場は県営、清原、とちぎ木の花スタジアム(栃木市営)の3球場を使用。試合時間を短縮し、次の試合との間隔を空けるため7イニング制とした。五回以降10点差がついた場合はコールドを適用し、七回を終わって同点の場合は八回からタイブレークを実施する。

 試合は原則として無観客とするが、保護者については部員1人につき2人までの観戦を許可。希望者には試合前に入場申請書への記入を求めるという。

 新型コロナウイルスの影響で全国高校野球選手権栃木大会が中止となったことを受け、県高野連は16日に「1チーム1試合」方式で代替公式戦を開催することを決めた。ただ、県内の感染状況が落ち着き、関東地区の各都県でトーナメント方式での代替大会が開催されることなどから、トーナメント方式での開催を望む声が高まっていた。23日には約1900人の署名入りの嘆願書が県高野連に提出されていた。