杏と松下洸平が「世にも奇妙な物語」で姉弟役に。父の遺体が燃えない理由とは!?

7月11日放送のフジテレビ系オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編」(午後9:00)に、杏と松下洸平が出演することが分かった。

2人が登場するのは「燃えない親父」。仕事一筋でバリバリ働く医師・松田春香(杏)と、そんな春香を少々苦々しく思っている弟・光一(松下)らの父・徹(山田明郷)が亡くなる。遺体をいよいよ火葬し終わったところで風向きが一変。なんと、遺体が燃えないのだ。遺体以外のすべての物は燃え尽きたというのに遺体だけが燃えない。“何か徹に心残りがあるのでは?”と、火葬場職員の鬼瓦(皆川猿時)から指摘され、考えた親族一同はその原因を探し出そうと奮闘する。ところが、解決したと思い再び遺体を焼いてみるも、やはり燃えない…。諦めた春香は仕事場の病院へ戻ろうとするが、そんな中、春香に関する長年秘められてきた事実が明らかになる。

杏は「久しぶりに『世にも奇妙な物語』に出演できてうれしかったです。どうなるのだろうと思わずページをめくる手を急いでしまいました」と喜び、松下の印象については「前回は『デート~恋とはどんなものかしら~』(同系)で、お見合いパーティーで会うという役で1日だけでしたが、ご一緒しました。今回は姉弟役だったのでもっと近い気持ちでご一緒できたと思います」とコメント。

その松下は「杏さんは覚えてらっしゃらないと思い『ご無沙汰しております』と言う勇気がありませんでした。杏さんはとてもナチュラルな方で、姉弟役もとてもスムーズにやらせていただきました」と再共演の感想を述べ、「長く愛され続けているドラマに参加させていただき、本当に光栄です。不思議なお話なので現場の空気はどんなだろうと思っていましたが、杏さんをはじめ現場はとても明るく終始楽しく撮影させていただきました。脚本は、笑いながら読んでしまいました(笑)。でも中の人たちはとても真剣に、そして必死なんですよね。『そんなばかな!』と思いつつ、最後は家族の絆を描く、まさに『世にも奇妙な物語』だなと思いました」と作品の魅力にも触れた。

そして、杏は「娯楽に制限があり“エンタメとは何か?”を考えさせられる時期です。みんなが大好きなこのシリーズ。何も考えず、ただどうなるんだろう!と楽しんでいただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。

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