独立した元NEWS・手越祐也のジャニーズ時代の軌跡

19日にジャニーズ事務所を退所しNEWSを脱退した手越祐也が23日、都内で会見を行った。

会見はYouTubeで生配信されたが、その注目度は高く約132万人が視聴。手越の公式チャンネルの再生回数は25日夕方までに847万回を突破した。

「公式チャネルでの配信により、登録者はすでに62万人を突破。ツイッターのフォロワーは120万人を突破。すでにネットビジネスで稼げる体制は整った」(ITジャーナリスト)

ここまで注目を浴びることになった手越だが、15歳でジャニーズ事務所に入所し、それからわずか10カ月後の03年9月にNEWSのメンバーに選ばれた。

05年12月公開の映画「疾走」で初主演をつとめ、06年1月に行われた舞台挨拶で、後に中退するが早稲田大学人間科学部人間情報科学科eスクール(通信教育課程)にAO入試で合格したことを明かした。

06年11月にはNEWSの増田貴久とヴォーカルユニット「テゴマス」を結成した。

「本人が何度も公言しているが、昨年亡くなったジャニー喜多川氏も手越の歌声にほれ込んでいたほど。メンバーの中でも歌唱力はきわだっていた」(芸能記者)

アイドル活動以外には、もともとサッカー好きだったこともあり、2012年から19年まで「FIFAクラブワールドカップ」を中継する日本テレビ系番組で8大会連続でゲストやメインキャスターを務め、14年と18年には2大会連続で「FIFAワールドカップ」の日本テレビ系メインキャスターを務めた。

会見で手越は今後は音楽活動に主軸を置くことを宣言。独立後の初仕事が無観客での音楽活動になることを一部スポーツ紙が報じた。

しかし、ジャニーズを離れた今、地上波でのサッカー番組にかかわる仕事を続けるのは難しそう。

とはいえ、大物サッカー選手との人脈も知られているだけに、YouTubeでサッカー関連のコンテンツをスタートさせるかもしれない。

© 株式会社ジェイプレス社