公立大2人 警官へ「特別講師」 コロナで韓国留学中断、帰国

県警の警察官に韓国語を指導する三續佳奈未さん(右)と金丸由樹菜さん(中央)=25日午後、宮崎市・宮崎公立大

 苦境を成長の糧に―。新型コロナウイルス感染拡大で、留学先の韓国から途中帰国を余儀なくされた宮崎市・宮崎公立大の4年生2人が25日まで1カ月間、同校で語学研修の”特別講師”を務めた。生徒は、同じくコロナ禍で研修の機会を失った県警警察官。学生生活に大きな影響が出た2人だが、新たな成長の場に恵まれ、「学んできたことを地域のために生かせてうれしい」と話している。

© 株式会社宮崎日日新聞社