潮風浴びて、イカの一夜干し

鶴岡・鼠ケ関港、網の上にずらり

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盛んに行われているイカの一夜干し作り=鶴岡市・鼠ケ関港

 鶴岡市の鼠ケ関港にある鮮魚店などで、イカの一夜干し作りが盛んに行われている。庄内沖で水揚げされた新鮮なスルメイカが網の上にずらりと並び、初夏の日差しと爽やかな潮風を浴びている。

 鼠ケ関港鮮魚仲買人協同組合(五十嵐義治代表理事)が経営する「弁天茶屋」では連日午前9時ごろから作業を開始。朝に水揚げされたイカを次々とさばき、1日に約100枚、多いときで約200枚作る。3~5時間、日光と風にさらすことで適度に水分が抜け、うまみが凝縮される。完成品は店頭などで販売する。

 五十嵐代表理事は「新型コロナウイルスの影響で客足が減少しイベントも中止となる厳しい状況だが、磯の香りが詰まったおいしいイカを、多くの人に食べてほしい」と話す。繁忙期は8月末まで続く。