謎解きクリエイター・松丸亮吾が被害総額2700億円の金融事件の謎を解明!

6月26日に放送されるTBS系情報バラエティー番組「爆報!THEフライデー」(金曜午後7:00)では、謎解きクリエイターとして活躍中の東大生・松丸亮吾が、教科書に載っていない歴史的事件を解読する新企画「松丸亮吾の謎解き!実録ミステリー」を放送。第1弾となる今回は、バブル真っただ中の日本で巨額の金を騙し取るなどした、被害総額2700億円という戦後最大級の金融事件をめぐるミステリーをひもといていく。

日本がバブルに沸いた1980年代、「バブルの女帝」と呼ばれ、大阪・ミナミで高級料亭「恵川(えがわ)」を経営する女性がいた。彼女の名は尾上縫。当時、彼女を取材した経済ジャーナリストによると、彼女は高価な着物や宝石を身にまとい、1回に億単位の金を株式投資につぎ込む羽振りの良さで、とても料亭の女将(おかみ)とは思えない豪勢な暮らしぶりだったという。当時、彼女が買う株は何故か次々と高騰。莫大な利益を上げ続け、大阪中の証券マンが取引してもらおうと彼女のもとに列をなしていた。

そんな尾上の株の銘柄選びは、“神のお告げ”という驚きの方法だった。にわかには信じ難い方法だが、彼女はこの“神のお告げ”によって次々と優良株の銘柄を的中。証券街でも彼女のうわさが広まり、尾上の名を知らない者はいなかった。しかし90年代に入ると、栄華を極める尾上に大ピンチが訪れる。それは株の大暴落とともに始まった“バブル崩壊”。尾上の所有していた株はみるみる値を下げ、一気に資金繰りに窮する事態に陥った。このピンチを驚きの手口でくぐり抜けようとするが、この時に尾上がとった行動が、後に日本経済界を揺るがす戦後最大級の金融事件へと発展。果たして、彼女はエリート金融マンたちをどんな手口で欺いたのか?

さらに、尾上には今も明かされていない大きな謎があった。事件が明るみに出て詐欺ならびに背任容疑で逮捕起訴され、後に懲役12年という刑が科せられるが、拘置所から出るために支払った7億円という保釈金だ。借金まみれだったはずの彼女が7億円もの保釈金を用意できたことに世間は騒然。一体なぜ、そんな大金を用意できたのか。番組では尾上の“隠し財産”の謎を追い、彼女と同時期に刑務所にいたことがあるという元女囚を直撃取材。尾上の“隠し財産”の行方とは? 前代未聞の金融事件を松丸が解読していく。

そのほか、芸能人が下積み時代に食べていた懐かしの料理をたらふく食べて原点に戻る新企画「芸能人がっつり下積み飯」もスタート。遅咲きの名バイプレーヤー・小手伸也が20年以上通う女性リピーター続出の店や、人気YouTuber芸人・フワちゃんが芸人を目指しガールズバーで働いていた頃、深夜に通いつめた超コワモテ店主のラーメン店、そして番組レギュラーメンバーの藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が貧乏な学生時代に通っていたという絶品町中華の店を紹介する。また、スタジオではゲストの高橋英樹と戸次重幸が、芸能界で広まっている自身の都市伝説について真実を明かす。

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