パークPFIで公園整備  東海地方初のイタリアンレストラン

三重県四日市市は、民間事業者の資金で公園を整備管理する制度「パークPFI」を県内で初めて活用し、三重とこわか国体の会場の一つである中央緑地公園にイタリアンレストランなどが設置されることになりました。

「パークPFI」は、公園に民間事業者がカフェや売店などを設置し、その収益を公園の整備費などに充てる制度で、県内では初めて四日市市が中央緑地公園で活用します。

事業者を募集した結果、伊勢市にある建設グループ会社の船谷ホールディングスが選ばれ、25日に代表取締役の船谷哲司さんらが市役所を訪れ、森市長と基本協定を結びました。

提案された内容には、東海地方初出店のイタリアンレストランや子どもの一時預かりを行うカフェなどを設置することが盛り込まれています。

中央緑地公園は東京オリンピックのカナダ体操チームの事前キャンプ地に決まっていて、森市長は「新たなおもてなしの場としても楽しめるのでは」と期待を寄せていました。

施設の完成は、来年2月頃を予定し、来年春からの供用開始を目指すということです。

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