帰省自粛の学生に大村市が地元産品 8月末まで申請受け付け

 大村市は、新型コロナウイルス問題で帰省を自粛している同市出身の県外大学生らを支援しようと、地元産の米や野菜、加工食品などを贈る事業を始めた。8月31日まで学生本人や家族から申請を受け付けるが、事業費分(500人)に達し次第、終了する。
 新型コロナ問題を受けた市独自の緊急経済対策の一環で、「大村~つながるプロジェクト」と銘打ち実施。米や野菜、ハム、ソーセージなど4000円相当分をセットにして希望者に贈る。5月1日現在、家族が市内に居住していることなど、条件がある。市地方創生課は「学生に古里とのつながりを感じてもらい元気づけると共に、SNS(会員制交流サイト)などを通じて大村の魅力発信にも協力してもらえれば」としている。
 市ホームページの専用フォームなどから申し込みができる。問い合わせは同課(電0957.53.4111)。

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