スタンプの色消えたかな? 子どもたち手洗い練習 第一生命長崎支社が寄贈

スタンプの色が消えたか確認しながら手を洗う園児=諫早市

 子どもたちに手を洗う習慣を楽しく身に付けてもらおうと、第一生命長崎支社は19日、こども園などを運営する諫早市の学校法人「みやまの森学園」(山崎稔理事長)に、手洗い時間の目安が分かる練習スタンプ200個を寄贈した。
 新型コロナウイルス問題を受けた社会貢献活動の一環。スタンプは手洗いの前に手のひらに押す。インクには安全な食用色素が使用されており、せっけんで洗うと約30秒後に色が消える。
 園を代表して年長児16人が受け取り、早速スタンプを使って手を洗った。山田瑛介ちゃん(5)は「色が消えて面白かった」と話した。山崎理事長は「どの程度洗うのかを、子どもたちが遊び感覚で実感でき、ありがたい」とお礼を述べた。
 長崎市や大村市などの保育園15園にもスタンプ計600個を贈る。

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