「ゆるキャン△」福原遥が選んだ! “趣味部屋”にしたくなる 木造小屋風ハイエース「リトリート」【Go To OUTDOOR】

ダイレクトカーズ リトリート

リアルウッドに囲まれた落ち着いた空間のハイエース

ダイレクトカーズのリトリートは生活に必要な最低限の荷物を載せて、クルマを拠点にミニマムでシンプルに生きていくライフスタイル「アメリカンVAN LIFE」をヒントにして製作されています。

ただ単に寝泊まりするクルマではなく、移動できる趣味の部屋として使ってもらえる空間を目指したキャンピングカー。

特徴はリアルウッドを多用したリヤスペース。サイドパネルからルーフまでヴィンテージ調に塗装された木材で覆われています。これがまるで隠れ家にいるかのような落ち着いた室内空間を造り上げているんです。

リトリートは、シンクやコンロなどが設置されているような機能満載のキャンピングカーというわけではありません。しかし、コンパクトな中に趣味小屋として使い勝手の良い家具を備えているところが、リトリートの魅力です。

女優の福原 遥さんもキャンピングカーショーの際に、お洒落なところはもちろん、ちょっと旅に出たくなるような気軽さが気に入ったとコメントしていました。

様々な機能を持っている標準装備のフルフラットベッド

リトリートに装備されているフルフラットベッドは、大人が寝るのに十分なサイズ(長さ1800mm×幅800mm)となっています。

このベッドマットを外せば、ウッド製ベンチとして使用可能。

さらにベッドのリアゲート側の面には、コンロなどが設置できるなど料理等をするのに便利なスライドテーブル、ベッドマットの下には小物類が整理できる収納スペースが用意されています。

ちなみに外したベッドマットは、外で使えるコット(アウトドア用のベッドのようなもの)にもなるんです。

作業スペースにもなる格納式の大きなテーブル

リアのドアすぐ後方の窓部分には、格納式テーブルが標準装備となっています。簡単に展開でき、左右の幅が1m以上、奥行きもあるため室内でデスクワークなど行う際に最適。

テーブルを格納している時は収納としても利用できるため、テーブルで作業をするノートPCなどを収めておけば、テーブルを展開するだけですぐに作業に取り掛かることができます。

このテーブルの下には、容量の大きな収納も用意されています。これらを展開式のテーブルと容量の大きい収納の組み合わせによって、デスクだけでなく、キッチンとしてなど様々な使い方が可能です。

サブベッドとして使える1200mm幅のセカンドシート

DXグレードの純正セカンドシートはヘッドレストもない補助席のような作りですが、リトリートは後席の快適性を高めるため。5ドアにはダークプライムIIの純正セカンドシートを標準装備。運転席側へ収納できるので、広いリアスペースを確保することもできます。

そして4ドア仕様の後席には、通常のキャンピングカーでは900~1000mm幅のシートが用いられるところ、1200mm幅のREVOシートが標準装備。こちらはリクライニングさせることでフルフラットとなり、サブベッドとしての使用が可能となります。

趣味としての利用だけでなく「働きながら旅をする」なんてことも想像してしまうような、魅力的な室内空間と機能を備えたハイエースバンのリトリート。

小屋を持つことは難しい都心部に暮らす人で、自分だけの隠れ家・趣味部屋が欲しいなんて人には最適かもしれませんね。

車両詳細

■ベース車両:ハイエースバン DX ナローボディ×ロング

■乗車定員:5人乗り/5ナンバー

■標準装備(4ドアモデル/5ドアモデル共通)

常設ベッド/サイド家具/リアルウッドサイドパネル/リアルウッドルーフ/プルダウンテーブル/スライドテーブル/アウトドアマットテーブル

■4ドアモデル標準装備

・1200 i-seat REVO(セカンドシート)

・リアルウッドフロア

■5ドアモデル標準装備

・ハイエース ダークプライムII純正セカンドシート

・重歩行用ポンリュームフロア

・トリムウッド加工

■仕様別 価格一覧

4ドア 2WDガソリンMT:355万円(税別)

4ドア 2WDガソリンAT:369万円(税別)

5ドア 2WDガソリンMT:325万円(税別)

5ドア 2WDガソリンAT:339万円(税別)

[筆者:武内 祐徳(MOTA編集部)]

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