受注2万台超! 好調な立ち上がりの新型ハリアー、納期はどうなる!?

トヨタ 新型ハリアー[プロトタイプ]

新型ハリアー、納期や受注台数はどのくらい!?

トヨタの全チャンネルで取り扱い開始でもっと買いやすくなったハリアー

2020年6月17日、4代目の新型ハリアーが遂に正式発売を開始した。この週末は販売店へ見に行ってみようと思う方も多いはずだ。

これまではトヨペット店専売モデルだったハリアーだが、今回の新型からはカローラ店やネッツ店、トヨタ店でも取り扱いを開始する。自宅からさらに近い最寄りの店舗でも買えるようになったという方には朗報だろう。また異なる複数店舗で見積もりを取得し比較してみることも可能になったユーザーメリットも見逃せない。

ただし新型コロナの影響もあってかまだまだ全国の配車が行き届いておらず、展示車が間に合っていない店舗が少なくないという。先週末の6月21日(日)に首都圏のとある販売店へ赴いたところ、そのディーラーでは全店舗中まだ3店にしか車両が届いていないとのことだった。

新型ハリアーの納期はどのくらい!?

そうなると納期が気になる。トヨタの公式Webサイトでは、各車両ごとに「工場出荷時期目処のご案内」の記載がある。ただしハリアーのページをのぞいてみると『詳しくは販売店にお問い合わせください』(6月19日時点)とだけ書いてある状態だ。

そこでトヨタ自動車の広報部に問い合わせてみたところ『大変多くのお客様に興味を持っていただきご注文をいただいているため、納期は販売店やグレード、仕様等によって異なりますが、今ご注文をいただいたとして、約2~3か月程度はかかる見込みです』とのこと。6月3日の時点で早くも約2万台の受注を獲得しているというから驚く。

新型ハリアーの発売時にトヨタが発表した月販目標台数が3100台なので、これはかなりの上振れだ。ハリアー自体の人気ももちろんあるが、販売チャンネル拡大もかなりの効果があったことが推察出来る。

前出の販売店でも『調光パノラマルーフなどメーカーオプション装備を追加した場合は、年内納車も危ないかもしれません』と話していた。

もちろん「今すぐ商談しないと間に合いませんよ」と喚起させるための営業トークの可能性もあるが、のんびりしていると年明け納車!なんてことになるのも冗談ではなくなりそうだ。

まずは実車を見に行こう! でも「行ったら置いてなかった!」を避けるためには!?

新型ハリアーがますます気になってきた! そんなあなたには、ぜひ新型ハリアーの実車をチェックしてみることをおススメする。

例えば東京近郊の場合は、お台場・臨海副都心地区でトヨタが運営する”見て、乗って、感じる”モビリティの体験型テーマパーク「MEGA WEB(メガウェブ)」を訪れると良いだろう。

MEGA WEBでは、新型ハリアー以外にも現在販売中のトヨタ車の多くを実際に見て比べることが出来る。中でも、RAV4やC-HR、ライズなど他のSUVモデルと比較してみることをおススメしたい。実車を見て、乗ってみないと気付かないような意外な発見もあるはずだ。

地元ディーラーに行く前には公式サイトで実車の有無を確認!

そして新型ハリアーをチェックするなら、やはり頼れる地元のディーラーで見るのが一番早いだろう。

ただし、わざわざ出向いたのに「置いてなかった!」はショックが大きいし、何よりせっかくの時間も無駄になってしまう。必ず事前に各地のトヨタ販売店公式Webサイトもチェックしておきたい。販売店のサイトには各店舗にある展示車や試乗車の情報が掲載されている。特に新型ハリアーは各店舗共にイチオシの注目車種だけあって、詳細に掲載していることが多い。

まだまだ展示されている台数も限られている状況の中、少ない展示車をやりくりし日替わりで各店舗を回るケースもあるようだから、そのあたりの情報も見逃さないよう注意したい。

[筆者:MOTA編集部]

© 株式会社MOTA