PC「ウイルス感染」うその警告　5万円だまし取る　五島署が注意呼び掛け

　五島署は25日、サイト画面に「ウイルスに感染した」とうその警告を表示させ、電話をかけてきた相手から修理費用名目で電子マネー5万4千円分をだまし取る詐欺事件が、五島市内で発生したと発表した。実際には感染しておらず、「心当たりがない番号には電話しないで」と注意を呼び掛けている。
　同署によると、市内の60代男性が13日、自宅のパソコンでサイトを閲覧中、画面に「ウイルスに感染している。ここに電話を」と突然表示された。あわてた男性が記された番号に電話。インターネットサポート業者をかたる男から、コンビニで電子マネーカードを買いID番号をサイト画面に入力するよう指示された。男性は男に番号を伝えた後、新聞で同種の詐欺が発生していると知り、警察に相談し被害が発覚した。