臨時休校中の虐待3割増加 マスク着用や手洗いが要因ケースも

学校が臨時休校となっていた今年3月から5月に、警察が児童相談所に虐待を通告した数が去年の同じ時期と比べて3割ほど増加したことが三重県警察本部のまとめで分かりました。

発表によりますと、今年3月から5月の間に警察が児童相談所に虐待を通告した人数は209人で、前の年より53人増加しました。

また、そのままにしておくと子どもに危険が及ぶとして虐待の通告と共に児童相談所へ連れて行った人数は前の年より15人多い34人となりました。

三重県警察本部によりますと、外出時のマスク着用や帰宅時の手洗いなどを守らなかったことで、子どもに強くあたってしまうケースも見られたということです。

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