湯原温泉の客足回復、祖神へ祈る 露天風呂の日で観光関係者ら

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温泉之祖神を参拝し、にぎわい回復を願う人たち

 語呂合わせで「露天風呂の日」の26日、真庭市の湯原温泉郷で、地元観光関係者が江戸時代に温泉を開いた先祖をまつる石碑「温泉之祖神(おんせんのそじん)」を参拝。新型コロナウイルスの影響で遠のいている客足の一日も早い回復を祈った。

 石碑は慶長17(1612)年に津山藩主森忠政の許可を受け、温泉を管理・運営した美甘(みかも)宗玄(そうげん)(美甘惣兵衛=そうべえ)の顕彰碑。宗玄の墓碑の隣に子孫が1916年に建立した。

 湯原観光協会や湯原町旅館協同組合の関係者約10人が祖神にサカキを供え、温泉の恵みに感謝した。

 新型コロナの感染防止のため、露天風呂・砂湯に温泉郷内10カ所の源泉から集めて湯を注ぐ神事は中止した。露天風呂の日に合わせて、旅館・入浴施設の内湯を割安で開放する恒例のイベントは秋に延期する。

 同旅館協同組合の高橋忠孝代表理事は「どの施設も感染防止対策を徹底している。外出自粛の疲れを温泉で癒やしてもらえれば」と話す。