ミサノでMotoGPとSBKのプライベートテストが実施。トップタイムはアプリリアのアレイシ・エスパルガロ

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 イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで6月23日から25日まで行われていたロードレース世界選手権MotoGPクラスのプライベートテストは3日間の日程を終了した。

 このテストにはアプリリア、KTM、ドゥカティ、スズキの各チームが参加。コンセッション(優遇措置)を持つアプリリアとKTMは、レギュラーライダーのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)、ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、ミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)、イケル・レクオーナ(レッドブルKTMテック3)のレギュラーライダーが参加。

 それに加えて、テストライダーで再開後のレースに代役参戦する予定のブラッドリー・スミス(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)とロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が参加。スズキはシルバン・ギュントーリ(チーム・スズキ・エクスター)、ドゥカティはミケーレ・ピロ(ドゥカティ・チーム)のテストライダーのみが参加した。

2020年6月ミサノプライベートテスト:ミケーレ・ピロ(ドゥカティ・チーム)

 アプリリアは、6月29日までに2020年と2021年に使用するエンジン仕様を決定するため、2月にオフィシャルテストで課題に挙げていたエンジンの信頼性を確認。KTMは24日までの2日間でテストを実施し、レース再開に備えた準備を行った。

2020年6月ミサノプライベートテスト:ブラッドリー・スミス(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)
2020年6月ミサノプライベートテスト:ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 スズキはギュントーリが、開発の方向性を確認する目的で新旧のシャーシを比較。セットアップ、電子制御、タイヤのテストプログラムにも取り組んだ。ドゥカティはピロがテストプログラムを継続しながら、電子制御の改善を行い、3日間合計で4.8レースの距離に相当する178ラップを周回した。

 また、オフィシャルタイヤサプライヤーのミシュランが、再舗装されたミサノの路面を確認するために、参加メーカーの協力を得て、新しいアスファルトに関するデータを収集した。

 プライベートテストのためタイムは公開されていないが、最終日にアレイシ・エスパルガロがベストラップを記録した。

 また、2日目の24日からはSBKチームもテストに合流。スコット・レディング(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)とチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)、ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)、アレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)らが参加し、レース再開に向けてテストに取り組んだ。25日にレディングが非公式ながら、1分33秒067のトップタイムを記録している。

2020年6月ミサノプライベートテスト:スコット・レディング(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)
2020年6月ミサノプライベートテスト:ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
カワサキのマスクをつけるジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)