【MLB】田中将大は15.5億円ダウン…60試合制で日本人選手の年俸はどうなった?

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

ダルビッシュは23.5億円→8.7億円、大谷は7500万円→2800万円

新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた大リーグは、7月23日か24日(日本時間24日か25日)に開幕することを発表した。レギュラーシーズンは60試合。大リーグ機構と選手会の協議で焦点となっていた年俸は通常年俸の37%が支給される。

果たして日本人選手の今季年俸はどうなるのか。日本人最高の今季年俸2300万ドル(約24億6400万円)だったヤンキース田中将大投手は851万ドル(約9億1200万円)。カブスのダルビッシュ有投手は2200万ドル(約23億5600万円)から814万ドル(8億7200万円)に。マリナーズの菊池雄星投手は592万ドル(約6億3400万円)、レッズの秋山翔吾外野手は222万ドル(2億3800万円)、レイズの筒香嘉智外野手は185万ドル(約1億9800万円)となる。

ブルージェイズの山口俊投手は117万ドル(約1億2500万円)、ツインズの前田健太投手は116万ドル(約1億2400万円)、マリナーズの平野佳寿投手は59万ドル(約6300万円)。エンゼルスの大谷翔平投手は70万ドル(約7500万円)から25万9000ドル(約2774万円)となる。

今季最高年俸だったエンゼルスのマイク・トラウト外野手が3770万ドル(約40億3800万円)から1395万ドル(約14億9400万円)で“約25億円ダウン”。ヤンキースのゲリット・コール投手は3600万ドル(約38億5500万円)から1332万ドル(約14億2700万円)、ナショナルズのマックス・シャーザー投手は3590万ドル(約38億4500万円)から1328万3000万ドル(約14億2200万円)となる。今季年俸を米放送局「CBSスポーツ」は今季年俸トップ10選手の60試合制年俸などを伝え、「世間一般の人と比べて素晴らしい(金額)。しかし野球選手としてみればどうだろうか? うわっ」と、厳しい年俸削減となることを伝えている。

高額年俸選手であればあるほど削減幅が大きくなる。米国内では各球団がキャンプ地とするアリゾナ、フロリダ両州などで新型コロナウイルスが感染拡大しており、選手にはオプトアウト(プレー拒否)を選択する可能性がある。

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(Full-Count編集部)

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