横溝正史、幻の作品の謎に迫る『ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~』7月18日発売!

株式会社KADOKAWAは、 累計700万部突破の大人気古書ミステリ「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ最新刊『ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~』を、 7月18日(土)に発売。

本日より公式サイト( https://biblia.jp/ )もリニューアルオープン。

本作の発売を記念して、 著者の三上延氏からのコメント、 登場人物紹介なども公開中。 ぜひ、 チェックしてみよう。

著者・三上延氏より

今回の新作は一冊まるごと横溝正史です。

もし栞子と大輔が古書の謎を完全に解くことができず、 長い年月をまたいで再び挑むことがあったら――

そんな考えが横溝の小説と結びついたのが出発点でした。 本作では結婚したばかりだった頃の過去の栞子たちだけではなく、 私たちが今生活している現在に近い時間軸の二人も描いています。 そして、 さらに未来で成長した娘の扉子も。

今後も篠川家とビブリア古書堂がどう変化していくのか、 次の世代である扉子を中心に描いていけたらと思っています。

シリーズ再始動。累計700万部の人気古書ミステリ、 最新作は丸ごと「横溝正史」

あらすじ

ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。 それは、 この世に存在していないはずの本――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。

どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、 元華族に連なる旧家の邸宅。 老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。 その謎に迫るうち、 半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。深まる疑念と迷宮入りする事件。 ほどけなかった糸は、 長い時を超え、 やがて事の真相を紡ぎ始める――。

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