【大雨情報】土砂崩れ確認されず JR日豊線一部は午前運休

 県内は28日、梅雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、日南市深瀬で1時間に56ミリの激しい雨を観測するなど朝方まで全域で大雨となった。県危機管理課によると、午前8時現在、県内で冠水や土砂崩れなどの被害は確認されていない。
 JR九州は特急きりしま、日豊線南宮崎―鹿児島、吉都線の全線、日南線の全線について、午前中の運行を見合わせている。
 国道220号の宮崎市小内海―日南市富土は午前9時現在、連続雨量が通行規制基準値の170ミリを超えたため、全面通行止めが続いている。
 大雨の影響で小林市野尻町、須木の一部で避難勧告、都城市高崎町、宮崎市高岡町の一部で避難準備情報が出されたが、午前7時20分までにすべて解除された。
 九州自動車道えびの―栗野IC、宮崎自動車道えびのJCT―小林ICの通行止めは午前8時半に解除された。

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