最優秀に「冷やし竜田揚げ」 唐津Qサバの加工品評会

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最優秀品に選ばれたキャラバンの「冷やし竜田揚げ」

 唐津市の新たな特産品「唐津Qサバ」を使った加工品の品評会が24日、海岸通の市水産会館で開かれた。最優秀品に中町のステーキハウス「キャラバン」の「冷やし竜田揚げ」が選ばれた。主催した市は、今後、ふるさと納税返礼品にするなど販売面や製品化を支援する。

 同店オーナーシェフ河上彰範さん(43)は、子どもの頃に食べたクジラの竜田揚げをヒントに出品を思い立った。しょうゆベースに刻んだニンニク、ショウガを加えてQサバを漬け込む。それを揚げ、瞬間冷凍して仕上げる。開封したら、そのまま食べることができ、冷たくサクサクとした食感が特長。骨も抜いて食べやすく、冷凍化は販売や流通に適するよう配慮した。

 河上さんは「『竜田揚げ』を通し、Qサバを広く知ってもらい、唐津へ活魚を食べに来るきっかけになれば」といい、来月にも同店サイトの通販などで販売したいと話す。また、アイデア賞には鎮西町のホテル大望閣の「甘夏オイル漬け」が選ばれた。呼子の甘夏や加唐島の塩などを使い、生に近い食感が評価された。

 品評会はQサバの知名度向上などを目的に開催。市内外から11の飲食店や企業などが参加し、アイデアを競った。峰達郎市長をはじめQサバ生産者、旅館関係者らが審査に当たった。

アイデア賞に選ばれた大望閣の「甘夏オイル漬け」
「冷やし竜田揚げ」を考案した河上彰範さん