「差別は許さない」と訴え 新潟で平和行進

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「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)」と訴える参加者=28日、新潟市中央区

 米国で起きた白人警察官による黒人男性暴行死事件を受け、人種差別を含む全ての差別に抗議する集会と平和行進が28日、新潟市中央区で行われた。市民ら約50人が参加し、「差別は許さない」と声を上げた。

 有志でつくる「Black Lives Matter Niigata」が企画した。ミネソタ州ミネアポリス近郊で5月、黒人男性が偽札使用の通報を受けて駆け付けた警察官に拘束され死亡。首を地面に押し付けられ「息ができない」と訴える動画が拡散し、世界各地で抗議デモが広がっている。

 弁天1の石宮公園で開かれた集会では、日本人とエジプト人の親を持つ参加者(22)が「日本は目や肌の色、言語や文化を問わずに温かく受け入れる国だと信じたい」と強調。在日3世の参加者(27)は「僕たちに対する差別体質は、半世紀以上変わっていない。差別のない平等な社会をつくりたい」と訴えた。

 集会後はのぼり旗やプラカードを手に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)」と抗議の声を上げながら、万代シテイ周辺を行進した。