長崎県西海市立大島西小(坂本憲司校長)恒例の田植えが24日、学校近くの水田であり、児童29人が苗を手植えした。ブランド名「にし愛(え)がお」として育てる。
3~6年生は総合学習。1、2年生は生活科の一環として、毎年、米作りに取り組んでいる。高齢化などの影響で大島町内に唯一残る水田で、同校父親の会「ぱぱSUNず」が代かきなど準備を進めてきた。
5、6年生が今年のブランド名を発表した後、同校で約40年間米作りに協力している桑原キヨノさん(77)らの手ほどきで植えた。収穫や脱穀を経て、11月の「三世代ふれあいまつり」で配る予定。5年の山野琴音さん(10)は「転校してきたばかりで田植えは初めて。足が抜けず、思ったより難しかった」と話した。
「にし愛がお」の田植え挑戦 西海・大島西小
- Published
- 2020/06/28 23:45 (JST)
- Updated
- 2020/06/29 13:02 (JST)
© 株式会社長崎新聞社