【MLB】パイレーツのエドガー・サンタナがPED陽性で80試合出場停止処分

 ピッツバーグ・パイレーツ所属のリリーフ投手、エドガー・サンタナからPEDのボルデノンの陽性反応が出たとして、MLB機構は80試合の停止処分を科した。レギュラーシーズンが60試合しか行われない今季の出場は不可能となっている。

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 28歳のサンタナは、2016年にメジャーデビューをすると、翌年には69試合に登板して防御率3.26を記録。しかし同年9月にトミー・ジョン手術を受け、昨季はリハビリのため登板はなかった。

80試合の停止処分を科されたサンタナ

 今年のスプリング・トレーニングでは5試合に登板して5奪三振、無安打、無四球、無失点と好成績を残し、怪我からの完全復活をアピールしていただけに、サンタナの出場停止はパイレーツにとって痛手となりそうだ。

 サンタナの他にもマイナーリーガー4人が禁止薬物の使用で出場停止処分を科されているが、その中で最も知名度が高いのはシンシナティ・レッズ所属のブラディミール・グティエレスだ。

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 キューバ出身のグティエレスは現在24歳の先発右腕。2016年9月に契約金475万ドルで入団しており、MLB公式サイト発表の傘下の2020年プロスペクトランキングでは15位に入っている。

 プロ入り後は球団の期待には応えることができておらず、昨季は3Aで防御率6.04と打ち込まれた。それでも最速95マイルの直球とチェンジアップには高い評価を得ており、リリーフとしてならば今年中に昇格する可能性も十分考えられた。

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