国有形文化財でコンサート  高校生ピアニストのクラシック

国の有形文化財に登録されている三重県津市にある旧明村役場庁舎で28日、高校生ピアニストとして活躍する津市出身の伊東朔さんのミニコンサートが開かれました。

伊東朔さんは、大正5年に建てられた旧明村役場庁舎が修復工事を終えた一昨年9月以降、毎月、この場所でピアノのミニコンサートを開いています。

現在16歳の伊東さんは国際的に活躍する高校生ピアニストで、新型コロナウイルスの影響で3カ月ぶりとなった今回のコンサートでは、クラシックや歌謡曲などを演奏しました。

さらに、伊東さん自身が作曲したオリジナルの曲も披露しました。

梅雨の晴れ間をイメージして作ったという曲では、明るく軽快な音色で観客を魅了していました。

旧明村役場庁舎での伊東朔さんのコンサートは、7月25日にも開かれる予定です。

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