ローリング・ストーンズ、曲の使用を止めるようトランプ氏に警告

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英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」はドナルド・トランプ米大統領に対し、選挙集会で自分たちの曲を使い続ける場合は法的措置を取ると警告した。

トランプ氏が先週、オクラホマ州タルサで開いた選挙集会では、ストーンズの「無情の世界」(You Can't Always Get What You Want)が使われた。

ストーンズの法務担当は27日に出した声明で、楽曲の無断使用を止めさせるため、米著作権管理団体BMIと協力していることを明らかにした。

また、以前出した「中止命令」が無視されたため、今後の大統領選の選挙活動でトランプ氏にストーンズの曲を「使わせないよう」、追加措置が必要だと述べた。

「無情の世界」は2016年の大統領選挙でも、トランプ氏の集会で使用された。

ストーンズは同年、「ローリング・ストーンズはドナルド・トランプを支持しない」とツイッターで表明した。

報道によると、BMIはストーンズの代理としてトランプ氏の選挙対策本部に、許可のない楽曲使用はライセンス契約違反で、法的措置の対象になると伝えたとされる。

サー・ミック・ジャガー(76)がボーカルのストーンズは、4月に8年ぶりとなる新曲「Living In A Ghost Town」を発表するなど、活動を続けている。

トム・ペティさんの遺族も

ロック歌手トム・ぺティさん(故人)の家族は今月、トランプ選対がタルサの選挙集会で、「I Won't Back Down」を無断使用したとして、同選対に中止通告書を送付した。

ぺティさんの家族は、「彼の曲が憎悪のキャンペーンで使われることを(ぺティさんは)決して望まない」はずだと

した。

ペティさんは2017年、鎮痛剤の過剰摂取の事故により66歳で死亡した。

米大統領選は11月の予定。トランプ氏は民主党のジョー・バイデン前副大統領と対決する見通しで、選挙活動は今後も続く。

(英語記事 Rolling Stones warn Trump not to use their songs