【MLB】ダルビッシュ、メジャー歴代1位の奪三振率 ファン期待「過小評価されている」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

「MLB Stats」が歴代の奪三振率に注目、ダルビッシュは奪三振率11.12でMLB歴代1位

カブスのダルビッシュ有投手は今季も“剛腕”を見せつけるのか? 新型コロナウイルスの影響で延期となっていたメジャーリーグは7月23日か24日(日本時間24日か25日)に開幕することが決まり、60試合制で行われる。そんな中、MLB公式の成績、記録などのデータを主に扱う「MLB Stats」は歴代の奪三振率に注目している。

開幕を間近に控え「MLB Stats」公式ツイッターはファンに向け「MLBの歴史の中で最も高い奪三振率を記録しているのは誰だ?(最低1000イニング)」とのクイズを出題。1000イニング以上の奪三振率ではダルビッシュがクリス・セール、ランディ・ジョンソン、スティーブン・ストラスバーグら数々の名投手を抑え奪三振率11.12で歴代1位となっているのが現状で、これまでも数々のメディアから注目を集めてきた。

ダルビッシュは2013年の両リーグ最多となる277奪三振をマークするなど、ここまでメジャー7年間で4度の200奪三振を記録。昨季は後半戦から復調の気配を見せ、今季の開幕投手最有力とされている。メジャーで実績を積み重ねてきた右腕に対し同ツイッターも「ダルビッシュ有の奪三振率11.12がMLB史上最高だ」と改めて、数字を示しその存在感を称賛している。

メジャー開幕を心待ちにしているファンも「彼のスピンを観るのはいつも楽しいよ」「リーグで最も過小評価されている投手の1人」「レンジャーズよ、彼を買い戻せ!」「ダメだ。彼は私たちのものだ」「エース」とダルビッシュの“剛腕”に多くの関心を寄せている様子。

新型コロナの感染拡大が続く中、開催に慎重な姿勢を見せていたが自身のYouTubeチャンネルでは「腹をくくってシカゴに行って、2か月くらい、何とか乗り切れるように頑張っていきたい」と出場する意向を口にした右腕。60試合と短期間での勝負の中でどのような投球を見せるのか、注目が集まる。(Full-Count編集部)

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