知ればオーストラリア雑学王【3】 〜びっくり!オーロラが観られるタスマニア〜

オーラロ旅といえば、フィンランドやスウェーデンなどの北欧や、カナダを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?あまり知られていませんが、なんとオーストラリアでも観ることができるんですよ!思わずへーっとなるオージートリビアをご紹介するこのシリーズ。第3弾は「南極オーロラ」について、ベストタイミングからとっておきの観測スポットまで・・・まとめてお届けします。

南極オーロラ

「オーロラ・オーストラリス(aurora australis)」として知られる、南半球で発生するオーロラ。オーストラリア最南端のタスマニアでは、一年中観られるといわれています。とはいえ、より出現しやすい季節があるのも事実。オーストラリアの冬にあたる6月〜8月が最適で、空は暗ければ暗い夜ほど良いのだそう。ちなみにオーロラ観測というと「寒さとの戦い」というイメージがありますよね?しかし北半球のそれと比べ、そこまで厳しくないのがタスマニアで鑑賞する大きなメリット。もちろん防寒対策は必須ですが、がぜん挑戦しやすいと好評です。

おすすめオーロラスポット「ブルーニー島」

オーロラ・オーストラリスが見えやすい場所の条件として、「街の明かりから遠く離れている」「海沿い」「南側が見える」「低く広大な地平線」「視界を遮るものがない」などがあります。自然があふれるタスマニアには、これら全てを満たした場所がいくつか存在しますが、一押しは「ブルーニー島」。タスマニアの中心街「ホバート」から、車で30分ほどとアクセスも良好です。到着したら、この島一番の絶景スポット「The Neck」へ。長い木の階段を上り展望台に着くと・・・息をのむほど美しい満天の星空がお出迎え。あとは南方にカメラを向けて、辛抱強くオーロラを待ち構えましょう。

オーロラ予報で事前確認

せっかく行くなら、できる限り観測確率を高めたいもの。そんなあなたは、オーロラ出現予報サイト「Aurora Service」を活用してみてください。直近3日間の出現率や、当日のオーロラ発生の時間帯も教えてくれる優れもの。オーロラの強度を意味するkp値が0〜9で表示されており、数値が高いほど観られる確率も上がります。5kp以上の日はかなり期待できるらしいので、ぜひトライしてみましょう。

さて、「知ればオーストラリア雑学王」第3弾いかがでしたでしょうか?南半球でオーロラに出会えるなんて、ちょっと意外ですよね?タスマニアでレアなオーロラ旅、ぜひお試しください!

【情報提供:オーストラリア政府観光局】

【参照】

The 11 Best Places to See the Southern Lights in Tasmania:

https://spacetourismguide.com/southern-lights-tasmania/

南極オーロラを見るおすすめのスポット:

https://www.australia.com/ja-jp/things-to-do/nature-and-national-parks/where-to-see-the-southern-lights.html

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