時津女性殺害 夫逮捕 容疑を認める

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 西彼時津町野田郷の民家で、住民の無職の女性(72)が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、時津署と県警捜査1課は29日、殺人の疑いで、同居する夫で無職の容疑者(76)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は3日午前11時50分ごろから午後2時半ごろまでの間、自宅で、女性の背中など数カ所を刃物のようなもので突き刺し、殺害した疑い。女性は、搬送された長崎市内の病院で死亡が確認された。死因は出血性ショック。
 同課によると、現場からは複数の刃物を押収。この中には血が付いたものもあったという。県警は動機などを調べている。
 当時、女性は布団の上で倒れていた。容疑者は、自宅敷地内で腹部を負傷しており、市内の病院に入院。29日午前に退院したため、同署に任意同行して逮捕した。腹部のけがについては「自分で刺した」と話しているという。
 事件の数日前、容疑者と世間話をしたという近くの男性は「その時は、いつもと変わりなかった。夫婦間の事件と聞き、寂しい気持ち」と語った。