息子の手にライターでやけど 大台町の22歳と23歳夫婦

今年3月、三重県大台町の自宅で当時3歳の息子の手をライターであぶりやけどを負わせたなどとして、傷害の罪に問われている夫婦の初公判が、29日に津地方裁判所で開かれ、検察側は夫に懲役3年6カ月、妻に懲役2年6カ月を求刑しました。

傷害の罪に問われているのは、大台町の元会社員、木下翔太被告(22)と妻の優奈被告(23)です。

起訴状などによりますと、2人は今年3月、自宅で当時3歳の息子の手などをターボライターであぶり、全治1カ月のやけどを負わせたなどとされています。

初公判で、2人は起訴された内容を認めました。

検察側は「被害者の年齢を考えずに腹を立て自分勝手な怒りを晴らした身勝手極まりない犯行」として、翔太被告に懲役3年6カ月、優奈被告に懲役2年6カ月を求刑しました。

判決は、7月17日に言い渡されます。

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