「ワーケーション」人気  観光客誘致に向け志摩市視察

新型コロナウイルスの感染防止と経済再生の両立が求められる中、三重県の鈴木知事は29日、志摩市で観光事業者らと意見交換を行い観光客の誘致に向けた取り組みを支援していきたいと語りました。

鈴木知事は志摩市にある複合リゾート施設「NEMU RESORT(ネムリゾート)」を視察し、感染防止対策などについて説明を受けました。

このホテルでは、テレワークと休暇を組み合わせた「ワーケーション」の宿泊プランを利用する人が増加し、ホテルとしても新しいビジネスチャンスと捉え宿泊客の誘致に取り組んでいるということです。

この後、鈴木知事は志摩市の竹内市長ら地元の観光関係者10人と意見交換を行い観光事業者からは、志摩市への修学旅行などの誘致を求める声が聞かれました。

これに対して、鈴木知事は「感染防止対策を徹底しているという積極的な情報発信にも努めたい」と話し観光客の回復に意欲を示していました。

© 三重テレビ放送