発達段階に応じた療育支援を 「まなび舎りんけん」1日開所

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「まなび舎りんけん」で行う療育プログラムを実演で紹介した内覧会

 東北地方で医療や介護事業を展開する八戸市の東北医療福祉事業協同組合(SGグループ、八戸市)に所属する学校法人臨研学舎(田中信幸理事長、五戸町)は7月1日、同市下長4丁目に児童発達支援事業所・放課後等デイサービス「まなび舎りんけん」を開所する。同法人が運営する作業療法士と理学療法士の養成校「東北メディカル学院」と連携し、児童一人一人の発達段階に応じた療育支援の提供を目指す。

 学校法人が運営する児童発達支援事業所は青森県内初。作業療法士や保育士、児童発達支援管理責任者ら多職種の職員が、それぞれの専門性を生かして児童の個性に応じた療育プログラムを作成し、マンツーマンでサポート。同時に、同学院で発達障害を学ぶ学生が実習で活用するなど、人材育成の場としての役割も担う。

 施設は元北日本銀行河原木支店跡の建物を改装。頑丈な建築構造を生かし、天井からロープをつり下げて振子や回転運動ができるリハビリ器具や、ボルダリングなどの室内運動設備を充実させた。

 27日に同施設で行われた開所式で、田中理事長が「この施設を皮切りに『共生の施設』を視野に入れた事業展開も期待される」とあいさつ。同施設の加福隆樹管理者が「障害だけを見るのではなく、才能や能力を最大限に伸ばしてあげられるようなサービスを提供したい」と展望を述べた。

 式典後には内覧会が行われ、参加者が施設の設備などを見学していた。

 定員は1日10人で、開所日は月~土曜。見学や相談の問い合わせは「まなび舎りんけん」=電話0178(38)8718=へ。