コロナ感染者搬送、二次感染防げ 多良木町で消防や医療機関など40人が訓練

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防護服の着衣訓練で、吉本民樹医師(手前左から4人目)のアドバイスを受ける参加者=多良木町

 新型コロナウイルス感染者の搬送の際、二次感染を防ぐための訓練が26日、多良木町多良木の上球磨消防組合であった。人吉市と球磨郡を管轄する人吉保健所が開催。同組合の救急隊や医療機関、自治体などから約40人が参加した。

 劔陽子・人吉保健所長が、飛まつ、接触などの感染経路別の予防策を説明。「誰もがコロナに感染している可能性があると考え、搬送してほしい」と強調した。

 国立国際医療研究センターで勤務経験がある吉本民樹医師は防護服の着脱について、2人一組で行い、手順が確実かどうか介助者が確認することが肝要とアドバイス。「外側の汚染部分は絶対触らず、内側を外側に丸めながら脱ぐのがポイント」と述べた。

 救急車の運転担当の猪口大二郎隊員(27)は、「訓練を受けて不安が消えた。防護服を着るとフードやゴーグルが視界に入るので気を付けたい」と話した。(坂本明彦)

熊本日日新聞 2020年6月28日掲載