全国障害者スポーツ大会とは

 障害のある人の社会参画推進と、国民の障害に対する理解を深めようと開催。2001年から「全国身体障害者スポーツ大会」と「全国知的障害者スポーツ大会」を統合して、国民体育大会の直後に同じ開催地で行われる。毎年、47都道府県と20政令指定都市から約5500人の選手、役員らが参加。大勢のボランティアが大会を支える。
 正式競技の個人は陸上、水泳(以上身体、知的)など計6競技。男女別に年齢と障害の程度が近い選手で組分けされ、各組1~3位にメダルが贈られる。地区予選はなく、各選手団が競技別に決められた出場枠内で代表を選考する。
 団体は車いすバスケットボール(肢体不自由)、バレーボール(聴覚、知的、精神)、グランドソフトボール(視覚)、バスケットボール、ソフトボール、サッカー、フットベースボール(以上知的)の7競技。それぞれ全国6地区と開催地代表の計7チームで競う。


© 株式会社長崎新聞社