パラ代表、候補選手も出場 地元開催後5大会を振り返る

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2016年岩手大会で初優勝を飾った車いすバスケットボール(肢体不自由)チーム。日本代表のホープ、鳥海(当時大崎高)が主将として仲間を引っ張った=岩手県一関市総合体育館

 大会は障害者スポーツ振興の要素が大きい一方で、団体競技の出場権は全国6地区で各1枠しかない。地元は開催地枠でフルエントリーできるが、翌年から出場ゼロになる都市もある。
 2014年の長崎大会に向けて、各競技で強化に取り組んだ長崎県。本番は車いすバスケットボール(肢体不自由)、バレーボール聴覚男子、フットベースボール(知的)が銅メダルを手にした。それから5年を経た昨年まで、複数チームが出場権をキープ。16年岩手、17年愛媛大会は過去最多の4チームが九州予選を突破した。
 地元大会前後は車いすバスケットボールが「チーム長崎」をけん引した。3年連続で銅メダルを獲得した後の岩手大会。当時大崎高3年生でリオデジャネイロパラリンピック日本代表の鳥海連志(WOWOW)を擁し、悲願の初優勝を果たした。
 このほか、初代王者となった01年宮城大会から活躍が続くソフトボール(知的)、18年福井大会準優勝のバレーボール聴覚男子なども精力的に活動中。愛媛大会から2年連続4位のサッカー(知的)は高校生ら若手が育ち、競技力が上がってきた。
 個人は地元大会前後など条件に応じて出場枠が増減。代表選手をあまり固定しない選考方針もあるため、メダル数ですべては測れない。それでも、長崎県は毎年のように好成績を挙げている。岩手大会は東京パラ卓球男子(知的)代表候補で、当時高田中3年生だった浅野俊(PIA)が出場。金メダルを獲得している。

過去5大会の成績まとめ