原爆死没者遺骨 遺族に返したい 長崎市、名簿ポスターで呼び掛け

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 長崎市は29日までに、引き取り手がない長崎原爆犠牲者の遺骨のうち、氏名が分かっている122柱の名簿ポスターの掲示を庁内で始めた。市原爆被爆対策部調査課は「被爆75年を迎えても多くの遺骨が残っている。名前に見覚えがあれば連絡してほしい」と呼び掛けている。
 ほかに市内のふれあいセンターなどに加え、県内全市町と全都道府県などに計3920枚を配布しており、10月末まで掲示する。
 市は現在、市原爆無縁死没者追悼祈念堂(岡町)に8964柱を安置している。1990年にポスターでの呼び掛けを始め、これまで14柱を遺族に返還した。
 問い合わせは調査課(電095.829.1147)。