天井リフォームの費用、価格相場は? クロスや板張りなど施工事例別に解説

天井のリフォームは、クロスや板の張り替え、塗装など、さまざまな方法で行われます。リフォームの目的によって施工方法や費用などは大きく変わります。今回は、天井リフォームのさまざまな種類や費用・価格の相場、工期などのほか、注意点やポイントなどを幅広く紹介していきます。自宅に合った天井リフォームの方法をお探しの方は、参考にしてみてください。

《目次》- 天井リフォームのポイントや目的、タイミングは?

天井リフォームのポイントや目的、タイミングは?

古びてしまった部屋の印象を変えたい、より快適な部屋に住みたい……など天井リフォームを検討するタイミングは、物件によって異なります。まずは天井リフォームのポイントや目的、タイミングなどについてお話します。

天井の汚れや傷み、変色が気になる

天井リフォームを始めるタイミングはさまざまですが、ひとつの目安となるのは天井の見た目です。汚れや傷み、変色などが気になり始めたら、リフォームを検討しましょう。天井のクロスを張り替えたり、塗装したりするだけで、印象がすっかり変わるはずです。

機能性のある材質でより快適に

最近じめじめすることが増えた、冷暖房が効かなくなった……そういった悩みは、クロスの素材を変えたり、断熱材を入れたりすることなどで解決するかもしれません。天井裏から伝わる熱を遮断し、室温を保ちやすくすることで、室内でより快適に過ごせるようになるでしょう。

開放感のある空間に。インテリアの変更を含めたリフォーム

部屋にもっと開放感が欲しいときは、ぜひ天井をリフォームしてみましょう。色を暗いものから明るいものへ変えるだけでも効果があります。また、天井高を高くすると、部屋の面積を変えずにゆったりとした空間を手に入れることもできます。大胆なリフォームのため費用は高くなる傾向にありますが、雰囲気を一変させたい場合は検討してみるのがおすすめです。

天井リフォームを検討するタイミング

天井のリフォームは以下のようなタイミングで行われるのが一般的です。

・見た目の劣化が目立つ
・快適性が損なわれている
・インテリアを変えたい

もちろん、物件が古くなるほどに天井そのものも劣化していくため、補修や交換が必要になります。定期的に業者へ依頼して家の点検を行い、こまめに様子を確認するのがおすすめです。

天井リフォームにかかる費用はいくら?

天井を異なる素材の組み合わせでゾーニング。床とは異なる色合いの木が部屋のアクセントに

天井リフォームの費用は、工事の内容や天井の高さ、広さなどによって大きく異なります。クロスの張り替えや再塗装などのリフォームであれば安価に済ませられますが、天井の高さの変更や天井板の張り替えなどのほか、天井裏の修繕などが必要になると、金額がかさんできます。

また、吹き抜けのように天井がかなり高い位置にある場合は、足場の組み立ても必要です。足場の設置や撤去にはそれなりの費用がかかります。

リフォームの目的や規模により、費用や工期は変わってきます。次の項からは、リフォームの種類別に費用相場や工期の目安をお伝えしていきます。

クロス種類別|張り替えの費用相場と工期目安

天井のクロスを張り替えるには、クロスの代金に加え、工事費や人件費などが生じます。ここでは、クロスの種類別に張り替え費用相場、工期の目安を紹介します。

ビニールクロス

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニル樹脂を使ったクロスのことです。壁紙としても幅広く使われています。取り扱いが簡単で安価なことから、現在は多くの家庭でビニールクロスが使用されています。お手入れが簡単で、柄も豊富なのが特徴です。ただし、素材として使われている化学物質に、人体に有害なものが含まれているとして問題視されることがあります。

各メーカーはシックハウス予防のため、優しい素材を使ったビニールクロス製造に取り組んでいます。現在では体への刺激が少なく、消臭や抗菌、防汚、防カビ効果など、さまざまな機能を持つ製品が多数登場しています。

費用相場約1000~1500円前後/m2工期目安約1日### 織物クロス

織物クロスとは、布でつくられたクロスのことを指します。布ならではの質感があるため、高級感のある部屋をつくりたい方にぴったりです。

織物クロスはビニールクロスよりも通気性があって調湿性にすぐれ、丈夫な点がメリットです。平織や綾織、朱子織など、織り方によって見た目は変わりますが、色柄の選択肢はビニールクロスほど多くはありません。

費用は繊維の素材によって変動します。レーヨンの織物クロスが安価で、サテンやシルクを使用したものは高価になる傾向にあります。

費用相場 約1500~1万円前後/m2工期目安約1日### 紙クロス

紙クロスとは、文字通り紙でできたクロスのことです。日本独自の和紙を使ったクロスもあれば、欧米から輸入した紙クロスもあります。輸入もののほうが華やかなデザインとカラーのものが多い傾向にあります。

紙クロスの施工にはビニールクロスよりも手間がかかるため、工期も少々長くなります。製品の単価は高めで、楮(こうぞ)のような高級素材を使用したものはさらに金額が上がると考えておきましょう。

費用相場約1500~1万5000円前後/m2工期目安約1日## 塗装リフォームの費用相場と工期目安

天井の塗装リフォームも、クロスの張り替えと同様に短期間で工事を行えます。ただし、塗装に使う素材によっては長時間の乾燥が必要になるため注意しましょう。

漆喰

漆喰とは、石灰に麻のような植物の繊維や糊などを練りこんでつくった素材です。美しく塗られた漆喰の天井は継ぎ目がなく、高級感が漂います。カビに強く、防火性があり、調湿性や消臭性にすぐれた製品も多数登場しています。

自然素材のためシックハウス症候群の対策にもつながります。クロスと比べて費用は高くなる傾向にありますが、メンテナンスの手間が少なく、長持ちするのがメリットです。ただ、重ね塗りの際に乾燥させる時間が必要なため、リフォームの工期は長くなります。

下塗りやコテ押さえなどの工程があり、きれいに塗り固めるには技術が必要です。施工の際はプロの職人に任せたほうが良いでしょう。

費用相場約4000円~/m2工期目安約2日~### 珪藻土

珪藻土とは、「珪藻」と呼ばれる藻類が堆積した土のことです。水をよく吸い取るため、バスマットやコースターの素材としても使われています。ただし、含まれている材料や珪藻土そのものの質などにより、調湿性能は変わります。

珪藻土は漆喰よりもざらざらとした質感になりやすいのが特徴です。コテや刷毛の軌跡で模様を描けるため、さまざまな表情に仕上げることができます。

費用相場 約3000~6000円/m2工期目安 2日~ ### 水性のペンキ

水性のペンキは、油性と比べて扱いやすく、独特のにおいが少ないのがメリットです。種類豊富で、さまざまな色から好きなものを選べます。

漆喰や珪藻土と比較して工期も短く済みます。DIYにチャレンジする方も多く見られますが、仕上がりの美しさを求めるならリフォーム会社へ依頼したほうがいいでしょう。

費用相場 約1000円~/m2工期目安半日~## 天井板の種類別|板張りリフォームの費用相場と工期目安

床も天井も木を用いることによって温かみのある空間に。無垢材の調湿機能で快適なキッチンを実現

洋室・和室問わず、板張りの天井を採用しているお部屋は多数存在します。板のグレードによって値段や性能は異なるため、どういった違いがあるか見ていきましょう。

無垢材

無垢材とは、原木から切り出した自然のままの質感が楽しめる木材のことです。板張りに使われる素材のなかでも、とくに価格が高くなります。ただ、木目を生かした温かみのある雰囲気からファンも多く、人気の高い素材といえます。

天然木ならではの特徴として、湿気が強いときには水分を吸収し、空気が乾燥した状態のときには放出する性質を持ちます。湿気に応じて伸び縮みするため、施工の際は繊細な位置の調整が求められます。また、断熱性の高さも魅力です。天井裏からの温度の影響を受けにくく、室内の温度変化も穏やかになるでしょう。

費用相場 約1万5000~4万5000円前後/m2工期目安約2日### 天然木化粧合板

天然木化粧合板とは、天然木を薄く削ったものを、別の板に張り付けた合板のことです。無垢材のような見た目でありながら、価格を抑えられるメリットがあります。無垢材を使いたいものの、予算が気になるという方におすすめです。

また、天然木化粧合板は、無垢材よりも反りやゆがみなどが起こりにくいメリットもあります。コストパフォーマンスの高さから、多くの家で採用されいている板材です。

費用相場約8500~3万円前後/m2工期目安約2日### プリント合板

プリント合板とは、板の表面に木目をプリントした紙を張り付けた板材です。プラスチック仕上げのものが多いことから耐水性が高く、無垢材や天然木化粧合板よりも安価なのが魅力です。予算に応じて、こちらのプリント合板を選ぶ方も多いようです。

費用相場 約7000~2万円前後/m2工期目安 約2日 ## あらわし天井にリフォーム

あらわし天井とは、板や石膏ボードなどの天井材を使わず、天井裏や2階の床などをむき出しにした状態の天井です。場所によっては梁や配管などが丸見えですが、それもインテリアの一部として楽しめます。

あらわし天井にすると空間が広がるため、部屋の広さはそのままに、さらなる開放感を得られます。ただし、天井からの外気の影響を受けやすくなるため、冷暖房の効率は悪くなるかもしれません。また、既存の天井をあらわし天井にするには大掛かりな工事が必要となり、費用も思った以上に発生する可能性があります。まずはリフォーム会社に相談し、見積もりをとってみましょう。

天井高を変更する場合の費用相場と工期目安

天井の高さを変えると、部屋の広さや過ごしやすさも変わります。部屋の用途に応じて、天井高を変更してみましょう。ただし、物件の構造や規約によっては天井高を変えるリフォームはできません。事前に調べておきましょう。

高くしたい場合

一般的な物件では、二重天井という形式が多く取られています。屋根裏や上階の床裏にそのまま天井材を張り付けるのではなく、板をもう一枚挟んで二重にしている構造です。断熱性や防音性が高く、冷暖房効率も良いのがメリットです。

天井高を高くするリフォームでは、天井材を取り払って直天井(※1)にする方法がとられます。上階や屋根との間に挟まるものが減るため、冷暖房が効きにくくなったり、音漏れしやすくなったりすることが考えられます。ただ、空間の広がりが感じられる部屋になり、採光や空気の循環も行いやすくなるでしょう。

天井の仕上げ材を解体するだけの工事で済めば、費用は抑えられます。加えて、断熱性や防音性を高める工事を行う場合は、多めに予算を見積もっておきましょう。

費用相場約6万~35万円前後工期目安約1週間

(※1)直天井:屋根裏や上階の床裏をそのままむきだしにして使用する天井

低くしたい場合

天井高を低くしたいときは、さらに天井板やボードなどを足すリフォームが行われます。天井高が低くなると、冷暖房効率が良くなり、光熱費が抑えられるのがメリットです。天井材の間に空間ができるため、配管を隠すことも可能です。遮音性が上がることも期待できます。

デメリットとしては、部屋に圧迫感が生まれてしまうことがあげられます。ただし、寝室のように落ち着きを求める場所なら、かえって低い天井のほうが好まれることもあります。部屋の性質に応じて、天井高を低くするリフォームも検討してみましょう。

費用相場約15万~35万円前後工期目安約1週間### 吹き抜けをつくりたい場合

1階の天井や上階の床を取り払い、屋根までつながる吹き抜け。家そのものに大きな空間が生まれ、開放感を得られるのが魅力です。吹き抜けがあれば家族同士が顔を合わせる機会も増えて、自然とコミュニケーションも増えるかもしれません。ただし、空調の効きが悪くなりやすいのは難点です。住んだ後の光熱費についても考慮したうえでリフォームに臨みましょう。

吹き抜けをつくる場合、天井高を少し上げるだけの工事と比べて、足場の設置や配管の位置変更、電気工事なども行われる可能性が高くなります。また、屋根からの外気温が伝わりやすくなるため、断熱材を入れるリフォームも行うこともあります。ほかの天井リフォームと比べて、費用は高くなる可能性が高いと考えておきましょう。

費用相場約100万~500万円前後工期目安約1か月## 天井の補修・強化の費用相場と工期目安

シーリングファンやシャンデリアを天井に取り付けたい場合、天井の強化が必要なことも

天井にシミや穴、カビなどができていた場合は、補修工事が必要です。また、天井に重みのある照明やファンなどを設置したい場合は、天井を強化しなければならないこともあります。アイテムを購入する前に、自宅に設置可能かどうか調べておきましょう。

天井の穴の補修

天井の穴は、お住まいの方が不注意で開けてしまうものもあれば、害虫や雨漏りなどが理由で開いてしまうこともあります。

例えば石膏ボードの天井の場合、ボードを埋めて補修し、クロスを張り替えたり、塗装したりして修繕します。指先程度の小さな穴であれば約1万円、バスケットボール大の大きな穴であっても約1万5000円で済み、工期も半日程度で済みます。

ただ、穴の原因が雨漏りや腐食などの場合、根本的な原因を解決するために、より大きな工事が必要になる可能性があります。

腐食の修復

天井が雨漏りや湿気などにより腐食した場合も、範囲次第では一部だけの工事で済みます。金額や工期も穴の修繕とそれほど変わりません。

ただ、雨漏りが原因となっている場合は、屋根のリフォームが必要になります。リフォーム会社に状態を見てもらい、どの程度の修繕を行うか見極めましょう。

天井の強化

シーリングファンやシャンデリアのような重みのあるものは、天井の強度によっては取り付けられないことがあります。そういったときは、天井をリフォームして強化します。補強が必要かどうか確かめたい場合は、業者に相談してみましょう。

天井を補強する際は、照明やシーリングファンを取り付けたい部分にパネルを入れる、天井の下地材を強度の高いものに変えるなどの工事を行います。費用相場は約10万~20万円前後で、工期の目安は2日ほどです。

天井の雨漏りリフォーム

天井にシミがある、水が垂れてくるなどの状態になっていたら、雨漏りがかなり進行している可能性があります。早めに業者へ相談するのが大切です。

天井の雨漏りリフォームにかかる費用は、被害の状態によって大きく異なります。例えば、石膏ボードの天井材にできた雨漏りのシミをリフォームする場合、交換費用として10万円ほど、下地の修繕まで必要な場合は追加で5万円ほどかかります。天井だけでなく、屋根の修理や交換が必要になる場合はより高額な費用が必要になると考えておきましょう。

ただ、天井のシミの原因は雨漏りだけとは限りません。ネズミのような害獣の排泄物によるものや、配管の水漏れなど、さまざまな理由が考えられます。まずはプロの業者へ相談し、点検して原因を突き止めましょう。

天井の断熱リフォームの費用相場と工期目安

室内の断熱性が増すと、外気温との温度差が少なくなります。空調が効きやすくなる、カビや結露などが発生しにくくなるなどの効果が期待できるでしょう。断熱リフォームは、壁だけでなく天井の工事も重要です。工法には大きく分けて、天井の上側から施工するパターンと、室内側から施工するパターンの2種類があります。

天井の上側から敷設

天井裏に回って、上側から断熱材を敷設する方法なら、費用を抑えながら断熱リフォームが行えます。天井の骨組みの間を埋めるように断熱材を敷き詰める「敷き込み工法」や、綿のような断熱材を敷いていく「吹き込み工法」などが主流です。吹き込み工法は専用の機材が必要なため、費用が高くなる傾向にあります。また、断熱材の種類によっても費用は変わります。

費用相場 約2000~8000円前後/m2工期目安 2~4日 ### 室内側から施工

天井裏に職人が入り込めない場合は、室内側から天井をはがして断熱工事をしなければいけません。そうなると、敷き込み工法や吹き込み工法などと比べて、費用総額が20万円以上高くなってしまうこともあります。見積もりの段階で、どのような工事が必要か、どの程度の金額になるか確認しておきましょう。

和室天井リフォームの費用相場と工期目安

和室の天井リフォームは、洋室と比較して高額になりがちです。和室には「廻り縁」という部材があり、リフォームの際には付け替えることが多いためです。例えば、板張りの天井を天然木化粧合板に張り替える場合の費用は約8500~3万円前後/m2ですが、和室の場合は追加で5万円程度かかることがあります。

また、板張りの和室の天井にクロスを張る場合は、隙間を埋めるために下地の処理が必要です。一般的なビニールクロスの張り替えなら約1000~1500円前後/㎡が相場ですが、和室の場合は約3500~4000円前後/㎡が目安となります。

天井リフォームをする際の注意点とポイント

コンクリート現しでも仕上げの塗装をすることによって、質感を残しつつ綺麗な天井に

天井のリフォームは、板の張り替えやクロスの交換だけで済むとは限りません。天井の下地や屋根の補修が必要になるケースもあります。また、せっかく天井を新しくするなら、見た目の美しさにもこだわってみましょう。

下地や屋根の補修が必要になることも

天井裏は屋根から伝わる気温や湿気の影響を受けやすいうえ、いつの間にか害獣や害虫の被害を受けていることもあります。点検して天井下地に異常が見つかれば、補修が必要になります。

もちろん、天井の下地は経年でも劣化していきます。築年数が30年以上となり、一度も天井のリフォームをしていない場合は、下地交換を検討したほうが良いでしょう。また、天井のシミや汚れ、腐食などの原因は屋根の損傷にあることも少なくありません。そういった場合は天井だけでなく、屋根修理の必要も出てくるでしょう。

天井は部屋の雰囲気を大きく左右する

天井は壁や床よりも見える面積が広い部分です。天井の色や柄、質感は、部屋の雰囲気を大きく左右します。部屋の印象を明るくしたいなら明るいカラーのクロスを選ぶ、高級感を出したいなら漆喰で継ぎ目なく塗り固めるなど、仕上がりの良さにもこだわって天井をリフォームしてみましょう。

マンションの天井をリノベーションする際の注意点

マンションの天井をリノベーションしたいという方は、まずマンションの「管理規約」の内容を確認しましょう。そもそも天井がリノベーション(工事)できるかどうかはマンションの管理規約次第です。規約を読んでも不安な点があるときは管理会社に問い合わせて不安要素を潰しておきましょう。

実際にリノベーションを行う際は、工事で騒音が発生したり、業者が共有部分を頻繁に出入りしたりします。トラブルにならないように事前に近隣住民に周知しておくといいでしょう。

天井リフォームはDIYでもできる?

天井のリフォームは、規模によってはDIYで済ませることも可能です。とくにクロスの張り替えや塗装などは、DIYでも行いやすいです。クロスやパネルなどを購入し、接着剤で既存の天井に張り付けたら、見た目の印象を変えられます。原状回復の義務がある賃貸の場合は、はがしても跡が残りにくいシートやパネルを使うことで天井の雰囲気を変えられるでしょう。塗装をする場合は、油性の塗料は避けた方が無難です。油性塗料は専用の溶剤が必要で扱いが難しく、においも長く残ります。初心者でも使いやすい水性塗料がおすすめです。

もちろん、クロスの張り替えも塗装も、プロの職人と同じレベルに仕上げるのは困難です。費用は安く済みますが、時間も手間もかかります。DIYのリフォームには、こういったデメリットがある点も考慮しましょう。また、電気配線に関する工事や、足場が必要なほど高い天井の工事は危険を伴います。プロの知識や技術が必要な場合は無理にDIYしようとせず、リフォーム会社へ依頼しましょう。

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