ザナルディ、2度目の脳神経外科手術が終了。病院側は「手術を行わざるを得ない状態だった」と説明

 ハンドサイクルのイベント中に事故で重傷を負ったアレックス・ザナルディは、シエナ大学病院の主治医に2度目の神経学的介入を行う必要があると判断され、手術を受けた。

 手術が行われたのは、ザナルディがイタリアで行われたハンドサイクルのイベント中に、公道でトラックと正面衝突した10日後のことになる。事故後、ザナルディは集中治療室に入り、最初の手術を終えた後は神経外科医によって人工的な昏睡状態に置かれていた。

 月曜日、シエナ大学病院は、CTスキャンの結果を受けてザナルディに2度目の手術を行ったことを公式に発表した。

「アスリートの治療をしているチームによる診察や治療の評価の一環として、CTスキャンが行われた」

「診察結果によると、患者は2度目の脳神経外科手術を行わざるを得ない状態になっていた」

「2時間半ほどの手術の後、アレックス・ザナルディはふたたび集中治療室に戻され、挿管された状態で安静にしている」

 同大学の衛生担当ディレクターのロベルト・グシヌは、「実施された治療介入は、チームによる仮説から改善につながるとして行われた」と語った。

「専門家たちが日々容態の変化を評価することになる」

 ザナルディの家族の要望により、次の容態の報告は24時間以内に行われる予定だ。

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