KAT-TUN・上田竜也が監督の「上田ジャニーズ運動部」が注目されるワケ

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「炎の体育会TV」(TBS系、土曜午後7時)にレギュラー出演しているKAT-TUNの上田竜也が新プロジェクト「上田ジャニーズ運動部」を発足した。ジャニーズJr.と厳しい練習を共にし、礼節を教え、さらに周囲に感謝を伝える姿に、ジャニーズファンじゃない人をもファンにしてしまう上田の〝人間力〟に注目が集まっている。

「上田ジャニーズ運動部」第一弾の企画として「ジャニーズ水泳部」が誕生。6月20日の放送では、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明が選抜したジュニア14人がオーディションに参加した。

上田が監督を務める上田ジャニーズ陸上部は2016年にスタート。上田はちょうどKAT-TUNの充電期間中だった。

陸上部のオーディションではジュニアに対して、「芸人さんやタレントさんが必死に練習して勝ち取っている枠です。その思いをくみ取って、今日のオーディションに臨んでください」と説明し、スタートした。

選抜されたジュニアと共に、滝行や砂浜でのトレーニングなどを行った夏合宿や中国・少林寺に修業へ行ったりと、「打倒 女子日本代表」を掲げ、番組の企画とはいえ、本気モードの陸上部に注目が集まっていた。

また、全日本実業団陸上大会で、上田ジャニーズ陸上部VS女子日本代表の特別レースが行われた。その際、上田は、出場するジュニアが興奮のあまり声が大きくなるのを注意したり、ユニフォームをしまうように注意したり、マナーを教え込んだ。テレビ放送には映っていないところでも、レースの最初と最後には「陸上ファンのみなさま貴重な時間を使わせていただきありがとうございます」とあいさつしている。

テレビ関係者は「上田さんの一連の節度ある行動は純粋な陸上ファンの心をもつかみ、ジュニアたちを応援しようという、それまでジャニーズに興味がなかった新規ファンが増えたんです」と語る。

ジャニーズタレントがスポーツに首を突っ込むと、「にわか」「リスペクトが足りない」「試合の場に土足で上がり込むな」などとスポーツファンから批判の声が多く出る中、異例のことだ。

同関係者は「上田さんがジュニアを鍛える愛情あふれる姿勢と、自らも努力するひたむきな姿に、多くのアスリートも陸上ファンも、〝上田ジャニーズ陸上部〟ファンになりました。これから水泳もやるとのことで、水泳ファンもとりこにすること間違いないでしょう。そもそも滝沢副社長が選抜したジュニア14人を上田に託したのは、上田が同番組でジュニアを輝かせてきた実績を見込んでのこと。今後の上田さんのプロデュース力の向上も楽しみです」と指摘する。(二浦誠)

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