コロナ感染防止の避難所運営 対馬市が講習会

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1~2人世帯用の「避難スペース」(通路を挟んだ部屋の両側)を設置し、確認する市職員=対馬市交流センター内の和室

 長崎県対馬市は26日、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所開設・運営伝達講習会を厳原町の市交流センターで実施した。同センターでは避難所として178人の収容能力があるが、感染予防策を取った場合は約4割減の104人になることを確認した。
 講習会は豪雨災害時などの避難所運営について職員間で情報共有することを目的に非公開で初めて開催。市職員や県対馬保健所職員の計24人が参加した。
 同センター会議室と和室(計約410平方メートル)を使用して実施。入り口で検温や問診があり、体温37.5度以上の避難者役については部屋を分けて隔離する「発熱者専用スペース」に職員が案内。帰国者・接触者センターに電話し、PCR検査を受ける必要があるか確認するよう依頼した。
 一方、通常の避難者役の2人は、感染予防のため高さ約1.5メートルのビニールシートで囲われた「避難スペース」(1~2人世帯用で約3畳)内に入った。
 市地域安全防災室の志賀慶二室長は「避難所開設の際は、感染予防に最大の配慮を払って避難者を受け入れたい」と話している。