「3時のおやつはカステラ」 活水女子大でユニーク条例案

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作成した条例案について意見を交わす活水女子大の学生=長崎市、同大

 「3時のおやつはカステラ条例」「みんなに広がれ!優しさの輪条例」-。長崎市東山手町の活水女子大で30日、地域ビジネスコース(国際文化学部日本文化学科)の2年生が地方自治論の授業で作成したユニークな条例案を発表した。
 開設2年目を迎えた同コースは人口減少、少子高齢化などの地域課題や社会問題の解決に貢献する人材養成が目的。地方自治論は2年生22人が履修している。
 学生は「条例案を作ろう」をテーマに約1カ月、既存の施策や条例を調べ、本県独自の条例案を検討。この日は数人の班に分かれ、七つの条例案を発表した。
 「3時のおやつはカステラ条例」は県民にカステラへの愛着を深めてもらおうと「カステラの日」を設け、給食に年4回カステラを取り入れることなどを盛り込んでいる。「みんなに広がれ!優しさの輪条例」は、県民に対し、誰かに優しくされたら県に報告することを義務付け、県に対しては報告書にまとめることを義務付けた。また報告を受けた人を匿名で表彰することができるとした。
 永吉真実さん(19)は取材に対し「地域に特化した条例を作ると注目が集まり意識を高めるきっかけになると感じた」。「長崎県景観守らんばいけん条例」を提案した森真紘さん(19)は「自分の思いだけでなく、他者のことを考えて作るのが少し難しかった」と振り返った。